業務こぼれ話?
皆様こんばんわ☆
ときどき登場する、当劇場の支配人で新米司法書士の戸田です。
さて業務こぼれ話と言ってもネタになるような話で言うと主に業務での失敗談になってしまうのですが、そんなもんわざわざ公表せんでもいいだろーと思う反面で自虐ネタほど書きやすいものもないので、今後定期的に紹介していこうと思います!
(定期的に失敗があることが前提になってますが・・・)
まず大前提として、司法書士の仕事は失敗して良い仕事と言うものはもちろん1つもありません。
どんな仕事でもそうでしょうが、特に国家資格を持つ専門家に高い報酬を払って仕事を依頼するお客様は、専門家(プロ)が失敗するなんてことは全く予想しておりません!(そりゃそうだ)
また本当に困たことが起きて何とかして欲しいと思って依頼する人は、失敗して貰っては大変困ります!(俺ならキレる)
・・・・・しかし、どんな仕事でもそうですが・・・新米は失敗をするのです。(人間だもの)
僕も開業して1年強の間に、大小含めて多くの失敗があります。
多額の損害賠償に繋がる大きな事故はなんとか回避してきてはおりますが、それもいつ起きるか分からないプレッシャーと日々向き合ってはおります(+_+)
地雷は何処に埋まっているか分からんですからねぇ・・・・・
そして司法書士業界を全く知らない方に対して敢えて言い訳をさせて頂くと、司法書士試験を上がったのみで実務経験の無い新米司法書士は、仕事を始める当初は業務の事を全く何も知らないのです!
驚くことに、戸籍や住民票、契約書の見方や委任状の書き方も知りません。
そんなん資格試験で勉強してるんじゃないのー?と思われそうですがしてません。
受験で勉強するのは主に法律の条文と判例で、業務上の手続きのことなどは試験ではほぼ触れません。
極論をすれば受験知識は全く無くても実務はこなせます。
まあペーパーテストは落とすための試験ですから仕方ない部分もあります。
でも実務との結びつきが全く無いわけでもありません。ただ非常にアンバランスです。
例えるならば、
料理の事をまぁーったく知らない人が、プロの調理人向けの調理本を熟読して、材料の産地や調味料の成分に凄く詳しくなったのに、包丁の使い方やガスコンロの点け方が分からないといった感じです。
そんな状態で、値段が高いんだから当ー然美味しいと思ってプロの料理人の料理を食べにお客さんがお店にやって来る。という世にも怖ろしい状況から当初事務所運営が始まります。
だもんで開業したての頃は、毎日一度は冷や汗が一斉に噴き出す瞬間をもれなく経験しておりました。
なんせ一人で仕事していたので手とり足とり教えてくれる人はいなく、常に確信が持てないまま大怪我にはならんと判断したところでえいやーと取り敢えずやってみるという感じでした。
しかしそんなことも1年続けると慣れるもんで(分からないこと、確信がもてないこと、細かな失敗をすることに)冷や汗をかく瞬間は確実に減ったと思います(^^;
あーなんかダラダラ・・丁寧に前置きしていたら長くなって眠くなったので、具体的な失敗談はまた次回ということで・・・
急に寒くなりましたので忘年会のためにお風邪など召さぬよう。
また逢う日までご機嫌よう。おやすみなさい。